トップへもどる 世界のスープ スープの基礎知識 スープのトリビア スープのある暮らし
世界のスープ トップ
1 ポトフ(フランス)
2 ボルシチ(ロシア)
3 トム ヤム クン(タイ)
4 ブイヤベース(フランス)
5 ミネストローネ(イタリア)
 
世界のスープ
1.ポトフ(フランス) ポトフ
具とスープを別々に味わうこと、知っていますか?
フランスの家庭料理のひとつ、ポトフ。日本でもよく知られています。
大きなかたまりの牛肉とじゃがいも、にんじんと玉ねぎなど、たくさんの野菜を丸ごと煮込んで食べる、豪快で素朴な味わいのスープ。
見た目にも華やかで、食卓の主役になる貫禄があります。
具を切らずに丸ごと煮込むのは、長時間の煮くずれを防ぐという理由です。
それから、後で具材を取り出しやすくするため。
ポトフには、スープと具を別々に盛ってそれぞれを食べる」という食べ方があるそうです。
皿に盛った具にはソースをつけてナイフとフォークでいただき、野菜と肉のエキスがしみ込んだスープはスプーンでいただくという方法。
といってもポトフはやはり、大きなお皿に盛り付けた具をスープに浸しながら食べるという昔ながらのスタイルが似合い、家庭料理らしい温かみを感じさせます。
 
素材や味付けにこだわりたい、シンプルなスープ。 じゃがいも、にんじん、たまねぎ
温かいスープはそれだけで人をほっとさせるもの。
ゆらゆらと湯気のあがるポトフを目の前にすれば、
不思議と笑顔が溢れます。
じゃがいもによく味がしみてるね。
いんげんのみどりがきれいだね。
にんじんがやわらかくて甘いよ。
にぎやかな会話を楽しめる食卓の、温かい時間に似合うポトフは、単純な煮込み料理であるだけに、素材や味付けに気を配りたいシンプルなスープでもあります。

アクをこまめに取ること。煮詰まることを考えて塩を控えめにすること。
うま味を閉じ込めるために、肉は水から煮込むこと。野菜が崩れるからかき混ぜすぎないこと。
あとはお鍋を閉じて見守っておけば、極上ポトフのできあがりです。
あっさりとした味わいが日本人の好みにも合い、ポトフは日本でもポピュラーな食べ物になりました。「味の素レシピ大百科」でもポトフのバリエーションを紹介しています。
お好みのポトフで、おいしくて温かい時間を楽しんでください。

参考文献
『スープ入門』(社団法人日本セルフサービス協会・日本食料新聞社 1986年)
「ポトフ」のおすすめレシピ
「ポトフ」のレシピ 「鴨肉と京野菜のポトフ」のレシピ 「冷たいポトフサラダ」のレシピ 「チャイナポトフ」のレシピ